6.4. アカウントリンク情報の設定、取得、削除¶
6.4.1. アカウントリンク情報の設定¶
アカウントリンク情報の設定とは、BaaS サーバに作成済のローカルユーザやOIDC認証ユーザに他の外部サービスの アカウント (OPアカウント)でもログインできるよう、認証方法をリンク設定することです。 複数のOPアカウントを同一ユーザとして管理することが可能となります。
例えば、Google とのOIDC認証により作成されたユーザが ADFSアカウントとのリンク設定を行うと、 以降、 Google に加えて ADFS とのOIDC認証を使用してログインすることが可能となります。
具体的には、リンクさせたいユーザでログイン後、クエリパラメータ sessionToken にセッショントークンを指定して、 OpenID Connect 認証開始 API を実行します。 なお、認証に使用されたOPアカウントが既に別ユーザでリンク設定されている場合は、リンクエラーとなります。
注意
ローカルユーザにアカウントリンク設定した場合、外部認証連携ユーザの扱いとなります。そのため、ユーザ削除やユーザ情報変更時などに403エラーが返却されるようになります。ローカルユーザに戻す場合は、アカウントリンク情報を削除してください。 詳細は、アカウントリンク情報の削除 を参照してください。
6.4.2. アカウントリンク情報の取得¶
OpenID Connectリンク情報取得 API を使用します。
詳細は JavaScript SDK マニュアル の「ユーザ管理 - OpenID Connectリンク情報取得」 を参照してください。
6.4.3. アカウントリンク情報の削除¶
OpenID Connectリンク情報削除 API を使用します。
詳細は JavaScript SDK マニュアル の「ユーザ管理 - OpenID Connectリンク情報削除」 を参照してください。
primaryLinkedUserId に設定されているリンクユーザIDは削除できません。
リンク情報削除に成功した場合は、該当ユーザの以下の情報が更新されます。
- オプション情報: 該当リンクのclaim情報を削除
- 外部認証連携有無: 全てのリンクが削除された場合にfalseを設定