2. コンソールからのPush送信方法

Push 送信方法は下記の 2 種類あります。

  • コンソールからの Push 送信
  • アプリケーションからの Push 送信

ここでは、APNs/FCM で共通部分の多い、コンソールからの Push 送信方法を示します。

アプリケーションからの Push 送信方法については、個別の章をご参照ください。

2.1. アプリケーションの選択

アプリケーション一覧画面を開いてください。

Push メッセージを送信する対象のアプリケーションの右側に「Push送信」ボタンがあるので、 押下してください。

2.2. 送信先とメッセージの設定

Push メッセージの送信先は、種別、チャネル、受信可能ユーザ・グループに加え、クエリ式で絞り込むことができます。以下の例では、

  • Android、iOS 両方の端末
  • "TerminalInfo" チャネルを購読
  • 営業グループ(g:eigyo) もしくは企画グループ(g:kikaku) に所属
  • アプリバージョン(_appVersionString)が "1.0.5" 以外

の端末に向けて Push メッセージを送信するよう設定しています。

Push メッセージは、メッセージ本文を設定することができます。 なお、送信できるメッセージは、半角4000文字までです。

_images/Console_PushSend2.png

2.3. FCM/APNs/SSE Push 固有情報の設定

メッセージ本文に加え、FCM/APNs/SSE Push 固有情報を設定することができます。

FCM/APNs 固有情報の詳細については Google/Apple の公式ページをご参照ください。 ここでは、各情報の概要を示します。

設定後、送信ボタンを押下すると、対象端末に Push メッセージが送信されます。

■APNs・FCM共通

  • タイトル
    • Android : Push 受信時に通知ドロワーに表示される文字列を指定できる。
    • iOS : Push 受信時に通知センターに表示される文字列を指定できる。

■ FCM 固有

  • URI : Push がオープンされた際、本 URI が起動される。

■ APNs 固有

  • サブタイトル : Push 受信時に通知センターに表示される文字列を指定できる。
  • サウンド : Push 受信時に使用するサウンドファイルを指定できる。
  • バッジカウント : アプリアイコンの右上に数字を表示できる。
  • カテゴリ : Push 受信時の通信アクションの種類を指定できる。
  • バックグラウンド Push : アプリケーションがフォアグラウンドにいない場合でも Push メッセージを受け取れる。
  • カスタムペイロード : 任意のペイロードを指定できる。
  • 可変コンテンツ : 通知の加工の有無を指定できる。

■ SSE Push 固有

  • イベントID : SSE の 'id' フィールドに設定する値。
  • イベントタイプ : SSE の 'event' フィールドに設定する値。

注意

SSE Push では、イベントタイプをクライアント側で指定した値に合わせないと Push が届きませんので、注意してください。

■ 参考

Firebase Cloud Messaging | Google

Local and Remote Notification Programming Guide | Apple