7. PUSH

APNs, GCM, 独自Pushサーバ 経由でクライアント端末へPush通知を送ることができます。

クライアントがPush通知を受信するためには、デバイス固有な情報を含むインスタレーションをBaaS サーバへ登録しておく必要があります。

インスタレーションの登録は各クライアントSDK経由で行われることを想定するため、ここでは省略します。

7.1. Push通知

インスタレーション登録済みのクライアントに対してPush通知を行います。

一般ユーザ権限で送信する場合は、事前にデベロッパコンソールのアプリ設定にて、「クライアントPush許可」をONにしておく必要があります。 Master権限で送信する場合は不要です。

curl -X POST \
 -H "X-Application-Id: {app_id}" \
 -H "X-Application-Key: {app_key}" \
 -H "Content-Type: application/json" \
 -d '{ \
      "query":{"_channels":"channel1"}, \
      "message":"チャネル1購読者へのメッセージ", \
      "allowedReceivers":["g:group1"] \
     }' \
 https://{server}/api/1/{tenant}/push/notifications

上記の例では、"channel1"というチャネルを購読している"group1"グループに所属するユーザへPush通知を行います。 APNs,GCM,独自Pushの区別なく送信することができます。

Push通知の送信先は、"query"で条件指定することで絞り込むことができます(必須)。条件指定はオブジェクトストレージのクエリと同様に行います。 また、"allowedReceiver"にユーザID、グループ名を指定することで、受信者を制限することもできます(オプション)。

その他、各Push方式固有のプロパティについてはREST API仕様書を参照してください。