2. 開発環境のセットアップ

ここでは API Gateway / Cloud Functions 開発に必要となる環境のセットアップ手順を説明します。

注釈

開発環境はクライアント(個々の開発者のPCなど)にインストールすることを想定しています。 サーバにインストールすることも可能ですが、推奨は致しません。

2.1. Node.js のインストール

Cloud Functions 開発で使用するツールは Node.js で記述されているため、 Node.js をインストールする必要があります。

Node.js v6.x 以上をインストールしてください。

  • Linux 環境の場合は nvm を使用することを推奨します。
  • Windows の場合は Node.jsサイト からダウンロード・インストールしてください。

2.1.1. Proxy 設定

Internet 接続に Proxy が必要な環境では、Node.js の npm (Node Package Manager) を使用する ために Proxy 設定が必要になります。

以下のように "npm config set proxy" で Proxy サーバを指定してください。

$ npm config set proxy http://[proxy_host]:[proxy_port]

設定値を確認するには "npm config list" とします。

2.2. Nebula CLI のインストール

Nebula CLI をインストールします。

Nebula CLI は、カスタム REST API、Cloud Functions コード、ファンクションなどの定義の 登録・検索・削除などを行うコマンドラインツールです。

Nebula CLI は npmjs.com から配布されています。 以下 npm コマンドを実行してでグローバルにインストールします。

$ npm install -g @nec-baas/cli

注意

Node.js をユーザ毎ではなくシステムにインストールしている場合は、管理者権限が必要です。

これで nebula コマンドが使用できるようになります。

使用方法は CLIツールコマンドリファレンス を参照してください。