5.1. SSE Push サーバセットアップ

5.1.1. SSE Push (Server Sent Events Push) について

SSE Push は、W3C で標準化されている Server Sent Events に基づく Push サーバおよび Push クライアントライブラリです。 APNs や GCM には依存していませんので、イントラネット内でも利用することができます。

5.1.2. SSE Push サーバのセットアップ

SSE Push を使用するためには、以下のサーバを立ち上げる必要があります。

  • SSE Push サーバ
  • RabbitMQ サーバ

詳細は SSE Push サーバ 利用手順書 を参照してください。

5.1.3. モバイルバックエンド基盤サーバ側の設定

SSE Push サーバとモバイルバックエンド基盤サーバを連携させるために、 モバイルバックエンド基盤サーバの設定ファイルに以下の項目を追記してください.

(設定ファイルの記述方法については, コンフィグレーション を参照してください.)

項目名 説明
amqp.uri MBaaSサーバからみた RabbitMQ の AMQP Broker URI

以下に例を示します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE properties SYSTEM "http://java.sun.com/dtd/properties.dtd">
<properties>
   <!-- (中略) -->
   <entry key="amqp.uri">amqp://rabbitmq:rabbitmq@rabbitmq.local:5672</entry>
</properties>

また、デベロッパーコンソールの「システム設定」より、「SSE Push サーバ公開URI」を設定してください。 本URI は、クライアントから見た SSE Push サーバの URI です。(末尾の '/events' まで必要)

注意

SSE Push サーバ公開 URI はクライアントに通知する URI になりますので、必ずクライアントから到達可能な URI を記述してください。 ホスト名に 'localhost' などを指定してはいけません。