5.5.1. ADFS¶
Windows Server2012 R2上での操作を例に説明します。
IdPメタデータのダウンロード¶
ADFS サーバ (Windows Server 2012 R2) の場合は、下記 URL から取得できます。
<https://<servername>/FederationMetadata/2007-06/FederationMetadata.xml>
このファイルを BaaS デベロッパーコンソールから IdPメタデータとしてアップロードしてください。
SPメタデータの登録と設定¶
- サーバーマネージャ>ダッシュボード>ツール> AD FSの管理を選択
- ADFS 画面左の ADFS > 信頼関係 配下を展開して表示
- 証明書利用者信頼を右クリックして「証明書利用者信頼の追加」を選択
- 証明書利用者信頼の追加ウィザードを開始
- 「証明書利用者についてのデータをファイルからインポートする」を選び、参照ボタン押下でエクスポートした SP メタデータファイルを選択
- 追加ウィザードに従い次に進む。この際、表示名には適当な文字列を選択し、デフォルトの設定を変更せずに次に進む
- 完了画面で、ウィザードの終了時にこの証明書利用者信頼の「要求規則の編集」ダイアログを開く、にチェックがついていることを確認して閉じるを選択
- 要求規則の編集画面が起動されるので、以下の規則を追加
要求規則テンプレート | 要求規則名 | 属性ストア | LDAP属性 | 出力方向の要求の種類の種類 |
LDAP属性を要求として送信 | 任意の規則名 | Active Directory | SAM-Account-Name | 名前ID |
LDAP属性を要求として送信 | 任意の規則名 | Active Directory | Token-Groups-名前の指定なし | グループ |
LDAP属性を要求として送信 | 任意の規則名 | Active Directory | SAM-Account-Name | 共通名 |
- OK ボタンで要求規則の編集画面を閉じる
- 登録したデータの表示名を右クリック>プロパティ>詳細設定タブでセキュアハッシュアルゴリズムを SHA-1 に設定