4. NEC BaaS Python SDK API の基本

4.1. 同期呼び出し

NEC BaaS Python SDK の API は、他 SDK と異なり全て同期呼び出しとなります。 API の処理結果は、メソッドの返り値で受け取る形になります。

以下に、オブジェクトをクエリする場合の例を示します。 本例では "score" が "30" 未満のオブジェクトを検索します。

# バケットインスタンス取得
bucket = baas.ObjectBucket(service, "ApiBasic1")

# クエリ発行、結果は返り値で返却される
results = bucket.query(where={"score": {"$lt": 30}})

# 結果表示
for result in results:
    print("name={}, score={}".format(result["name"], result["score"]))

4.2. エラーの扱い

REST API 呼び出しでエラーが発生した場合、requests.exceptions.HTTPError が raise されます。 ステータスコードやレスポンスボディは HTTPError から取得できます。例を以下に示します。

from requests import HTTPError

try:
    # some operations...
except HTTPError as e:
    status = e.response.status_code  # status code
    body = e.response.text  # response body as text

HTTPError の詳細は、 requests を参照してください。