9. マイグレーションガイド¶
本章では、Cloud Functions サーバの以前のバージョンからの 変更点や移行方法について説明します。
9.1. 最新版へのバージョンアップ方法¶
必要なファイル(サーババイナリ・設定ファイル等)を差し替えてサービスを再起動してください。
再起動時に実行状態にある Function はキャンセルされます。
注意
Cloud Functions の Java コードについては、そのままでは動作しない場合があります。 この場合は、最新版の SDK で Function を再ビルドしてコードを再登録する必要があります。
9.2. ver 7.0.x → 7.5.0 での変更点¶
- Node.js 8 対応を追加しました。
- サーバマネージャ設定ファイル サンプルの spec 記載を改善しました。 バージョン指定しない(最新版を指す) "node", "java" spec を追加しています。
9.6. ver 6.5.1 → 6.5.3 での変更点¶
9.6.1. 機能追加¶
サーバマネージャに以下の機能追加を行いました。
- Fluentd 使用していないときでも、Function ログを記録できるようにした(Server Manager ログに合わせて記録)
9.6.2. 不具合修正¶
サーバマネージャ / Java ロジックサーバに以下の不具合修正を行いました。 サーババージョンは v6.5.3 となります。
- クライアントからカスタムAPI呼び出しを連続して繰り返し実行するとエラーとなる
- 重いファンクションを実行すると、他のファンクション呼び出しがブロックされる
9.7. ver 6.5.0 → 6.5.1 での変更点¶
9.7.1. 不具合修正¶
Java ロジックサーバ / Node ロジックサーバに以下の不具合修正を行いました。 サーババージョンは v6.5.1 となります。
- Content-Type にパラメータ (;charset=utf-8など)が付与されているとエラーになる
9.8. ver 6.0.0 → 6.5.0 での変更点¶
9.8.1. Java ロジックサーバ¶
内蔵する BaaS SDK のバージョンを 6.5.0 に更新しました。 機能的な変更点はありません。
注意
v6以前で作成した Java ユーザコードはそのままでは動作しない場合があります。 この場合、最新版の Java SDK / Cloud Functions SDK を使用して ユーザコードをビルドし直していただく必要があります。
9.9. ver 5.0.x → 6.0.0 での変更点¶
注意
Cloud Functions v6 サーバは、APIサーバ v5 との接続互換性がありません。 全サーバを一斉にアップデートしていただく必要がありますので、ご注意ください。
9.9.3. 名称変更・ファイル名変更¶
「コンテナマネージャ」は「サーバマネージャ」に名称が変更されました。 これにともない、設定ファイル名が以下のように変更されています。
- container-manager-config.properties ⇒ cloudfn-server-manager-config.yaml
- container-manager-logback.properties ⇒ cloudfn-server-manager-logback.properties
また、サーバの実行ファイル名なども変更となっています。 以下のファイルはすべて削除してください。また起動中のサービスがある場合は停止してください。
- /etc/baas/container-manager*
- /opt/cloudfn/bin/container-manager.jar
- /etc/init.d/container-manager (CentOS/RHEL 6 の場合)
- /usr/lib/systemd/system/container-manager.service (CentOS/RHEL 7 の場合)
9.9.4. fluentd 設定ファイル変更¶
上記名称変更に伴い、fluentd の設定ファイル(td-agent.conf)の記述が1箇所変更になります。 具体的には <match nebula.customlogic> という記述を <match nebula.cloudfn> という記述に変更する必要があります。
詳細は Fluentd の設定 を参照してください。
9.9.5. 設定ファイル書式変更¶
サーバマネージャ設定ファイルが Java プロパティファイル形式から YAML 形式に変更となりましたので、 移行が必要です。
詳細は サーバマネージャ設定ファイル を参照してください。