1. 各サーバのミドルウェア・使用ポート

各サーバ(API/Console/SSE Push/Cloud Functions(以下 Cloudfn))で利用するミドルウエアとそれらの使用ポートについて説明します。

1.1. ミドルウェア

ミドルウェア 概要 API Console SSE Push Cloudfn
Tomcat サーブレットコンテナ Y Y Y  
Fluentd(注1) ログ収集 Y Y   Y
RabbitMQ メッセージング     Y Y
MongoDB NoSQLデータベース Y Y    
Hazelcast インメモリデータグリッド     Y  
Logic server Cloudfnのコード実行       Y
Server manager Logic serverの管理       Y
Docker Cloudfnのコンテナー環境       注2

凡例:

  • Y:サーバが該当ミドルウェアを利用することを示します。
  • 注1: ログ収集を fluentd で行う場合のみ必須です。
  • 注2: Docker有り設定を行った場合のみ必須です。Dockerレス設定時は不要です。

1.2. ミドルウェアの使用ポート

1.2.1. Tomcat

利用ポートの詳細については Apache Tomcat 10 Configuration Reference の "Server", "Connectors" を参照してください。

ポート 説明 変更可
8080/TCP Default port Yes
8005/TCP Shutdown port Yes
8443/TCP TLSを使う場合 Yes
8009/TCP AJPを使う場合 Yes

1.2.2. Fluentd

利用ポートの詳細については Fluentd Documentation - Forward Input Plugin を参照してください。

ポート 説明 変更可
24224/TCP Default port Yes

1.2.3. RabbitMQ

利用ポートの詳細については RabbitMQ Documentation - Networking を参照してください。

ポート 説明 変更可
5672/TCP Default Node port Yes
4369/TCP EPMD port Yes
25672/TCP RabbitMQ DIST PORT Yes

1.2.4. MongoDB

利用ポートの詳細については MongoDB Documentation - Default MongoDB Port を参照してください。

ポート 説明 変更可
27017/TCP Default port Yes
27017-27019/TCP シャーディングを行う場合 Yes

1.2.5. Hazelcast

利用ポートの詳細については Hazelcast Documentation の "Production Docs (Reference Manual)" ⇒ "Understanding Configuration" および "Setting Up Clusters" の章を参照してください。

ポート 説明 変更可
5701/TCP 一台構成またはユニキャストのクラスタ構成 Yes
54327/UDP マルチキャストのクラスタ構成 Yes

1.2.6. Cloudfn Logic server

利用ポートは下記の通りです。

ポート 説明 変更可
30000-39999/TCP Logic サーバ起動時に、自動にポート番号を割り当て 自動割り当て
9000/TCP
  • 各コンテナ(各IPが異なる)のポート番号
  • Dockerのホスト側で管理不要
No