5.10. MongoDB Atlas¶
MongoDB の Managed Service である MongoDB Atlas を利用する方法について説明します。
5.10.1. 対応するプラン¶
MongoDB Atlas の任意のプラン(Freeプランを含む)を利用することができます。
ただし、プランにによっては制限事項があります。 詳細は Atlas Limitations を参照してください。
5.10.2. 設定方法¶
MongoDB クラスタの作成¶
MongoDB Atlas コンソールにログインし、クラスタを作成してください。
MongoDB ユーザの作成¶
クラスタの「Security」タブをクリックし、"ADD NEW USER" から DB にアクセスするユーザを作成してください。
ユーザの権限は必ず "Atlas admin" を選択してください。
MongoDB 接続設定の取得¶
該当するクラスタの「CONNECT」を押しください。
"Connect with the MongoShell" をクリックし、利用する MongoDB のバージョンを選択します。
画面に表示された Shell の画面の中から、"mongodb+srv://" で始まる MongoDB 接続 URL の値をメモしてください。 URL の値は以下のような形式になっているはずです。
mongodb+srv://xxxxxx.mongodb.net/test
BaaS側のMongoDB接続設定¶
BaaSの設定ファイル(/etc/baas/*.xml ファイル) の mongo.servers に、上記 URL の末尾の "/test" を削除した値を記述してください。 また、認証ユーザ名・パスワードの値をそれぞれ mongo.username, mongo.password に記述してください。
例を以下に示します。
<entry key="mongo.servers">mongodb+srv://xxxxx.mongodb.net</entry>
<entry key="mongo.username">username</entry>
<entry key="mongo.password">Passw0rD</entry>
5.10.3. 注意事項¶
- MongoDB Atlas の Tier によっては制限事項があります。詳細は Atlas Limitations を参照してください。
- M0, M2, M5 Tier ではデータベース名が 38バイトに制限されているため、この環境では BaaS が作成するデータベース名は短縮された名前になります (baas_development_xxx ⇒ dev_xxx など)