5.8. MongoDBをアップグレードする際の注意¶
既存の MongoDB をアップグレードする場合、MongoDB 3.2 から直接 MongoDB 3.6 や 4.0 などにアップグレードすることはできません。 3.2 ⇒ 3.4 ⇒ 3.6 ⇒ 4.0 と1つずつ順番にアップグレードする必要があります。
各バージョンのアップグレード手順は以下の通りです。
- featureCompatibility バージョン値を確認し、現在のバージョンと合っていない場合は修正します。
- サーババイナリをアップデートし、サーバを再起動します。
- featureCompatibility バージョン値を更新されたバージョンに変更します。
featureCompatibility バージョンの確認は、mongo シェルから以下の手順で行うことができます。
db.adminCommand( { getParameter: 1, featureCompatibilityVersion: 1 } )
値の変更は以下のように行います。
db.adminCommand( { setFeatureCompatibilityVersion: "バージョン" } )
なお、レプリカセットやシャーディングを使用している場合は追加手順が必要になる場合があります。
具体的な手順の詳細は MongoDB の Release Notes を参照してください。 各バージョンのリリースノートの "Upgrade Procedures" に手順が記載されています。