3.6. APサーバへのデプロイ・起動手順¶
3.6.1. APサーバへのデプロイ¶
アプリケーションサーバに WAR ファイルをデプロイします。 以下は /opt/tomcat8 以下に Tomcat8 をインストールした場合の例です。
sudo /bin/rm -rf /opt/tomcat8/webapps/api/
sudo cp api.war /opt/tomcat8/webapps/
sudo /bin/rm -rf /opt/tomcat8/webapps/console/
sudo cp console.war /opt/tomcat8/webapps/
3.6.2. 起動¶
設定したデータベース (MongoDB)を起動しておく必要があります。
ブラウザからサーバにアクセスして、アプリケーションを利用します。
Tomcat の場合、デベロッパーコンソールの URL は http://localhost:8080/console 、API は http://localhost:8080/api となります。
3.6.3. コンテキストパスを変更したい場合¶
コンテキストパスを /api や /console 以外に設定したい場合の例を示します。
注意
以下の例は Tomcat 固有です。他APサーバを使用する場合は、APサーバのマニュアルをご参照ください。
まず WAR ファイルを適当なディレクトリに展開します。 ただし、${CATALINA_HOME}/webapps ディレクトリは避けて下さい。
次に、${CATALINA_HOME}/conf/Cataline/localhost/ ディレクトリに コンテキストXMLファイルを作成します。
コンテキストXMLファイルのファイル名は、コンテキストパス名 + .xmlとします。 コンテキストパスがサブディレクトリを含む場合は、'/' を '#' に置換します。 (例: コンテキストパスが /some/path/api の場合は some#path#api.xml とする)
ファイル内容は以下のように記述します。
<?xml version='1.0' encoding='utf-8'?>
<Context docBase="アプリケーションディレクトリ" />
docBase= にWARファイルを展開したディレクトリを指定します。
なお、WARファイルを展開せず、直接デプロイすることも可能です。 この場合は docBase にはディレクトリではなく WAR ファイルのパスを直接指定します。