5. MongoDB 関連

5.1. Write Concern の値は何を使用していますか

デフォルトの ACKNOWLEDGED (1) となっています。

これは、レプリカセットのプライマリに書き込みが完了したことのみを確認します。 ただし、disk 上の journal への書き込みまでは確認しません(memory のみ)。 また、セカンダリへの書き込みは確認しません。

5.2. バックアップはどのように行えばよいですか

いくつか方法がありますが、mongodump を使用してダンプするのが一般的です。

詳細は Back Up and Restore with MongoDB Tools を参照してください。

AWS や NECCI を使用している場合は、インスタンスのスナップショットを取る 方法でもバックアップが可能です。

いずれの場合でも、バックアップ対象となるホストをレプリカセットから一旦切り離して からバックアップを実施してください。

5.3. MongoDB への最大接続数を変更できますか

BaaS サーバの XML 設定ファイルの mongo.maxConnectionsPerHost で変更可能です。

詳細は その他の設定 を参照してください。

5.4. MongoDBを3.6以上に更新しましたが、3.6以上でサポートする機能が使用できません

MongoDBのシェルから、お使いの環境の featureCompatibilityVersion をご確認下さい。

db.adminCommand( { getParameter: 1, featureCompatibilityVersion: 1 } )

featureCompatibilityVersion が MongoDB のバージョンと合っていない場合、古いバージョン相当の機能に制限が行われています。

MongoDB 3.6 以上を「新規に」インストールするか、MongoDBのシェルから以下のコマンドを入力し、設定を変更して下さい。

# MongoDB 3.6 の場合
db.adminCommand( { setFeatureCompatibilityVersion: "3.6" } )

# MongoDB 4.0 の場合
db.adminCommand( { setFeatureCompatibilityVersion: "4.0" } )

詳細は Release Notes を参照して下さい。 各リリースノートの「Upgrade Procedures」に更新手順が記載されています。

5.5. MongoDB Atlas や mLab は使用できますか?

MongoDB Atlas については、v7.5 で対応しています。

mLab については対応しておりません。また対応予定もありません。