9. ログ

Cloud Functions サーバを含むサーバ類は、複数の場所にログを出力しています。

9.1. Tomcat ログ

BaaS サーバのログは Tomcat のログに出力されます。

デフォルトでは、ログは /var/log/tomcat8/catalina.out に出力されますので、こちらを確認してください。 (fluentd にログを出力している場合は、デベロッパーコンソールや CLI からも確認できます)

ログの設定ファイルは /etc/baas/logback.properties です。

9.2. サーバマネージャログ

サーバマネージャのログはデフォルトでは /var/log/cloudfn/ 以下にファイル出力されます。

/etc/baas/cloudfn-server-manager-logback.properties で出力先は変更できます。 (標準出力、ファイル、fluentd のいずれか1つ以上)

fluentd に出力する場合は、以下の tag でログが出力されます。 出力先については適宜 fluentd の設定ファイル(td-agent.conf) で設定してください。

  • nebula.cloudfn : ユーザログ (ロジックサーバログと tag が同じため、MongoDB に出力すればデベロッパーコンソールから確認可能)
  • nebula.cloudfn-server-manager : システムログ

なお、サーバマネージャの標準出力ログは、RHEL7 の場合は "sudo journalctl -u cloudfn-server-manager.service" で確認できます。

9.3. コンテナログ / ロジックサーバログ

ユーザコードを動作させる Docker コンテナのログ、およびコンテナ内で動作するロジックサーバのログは、デフォルトでは fluentd に出力されます。 /etc/baas/cloudfn-server-manager-config.yaml で出力先は変更できます。

fluentd に出力されたログは、デベロッパーコンソールの Cloud Functions ログで確認できます。 また CLI でも確認できます。

fluentd に出力していない場合は、"docker logs <container_id>" コマンドでログを確認します。

9.4. Docker daemon ログ

Docker コンテナの起動などでエラーが発生している場合は Docker daemon ログを確認してください。

CentOS7/RHEL7 の場合は、デフォルトで /var/log/messages にログが出力されています。 (grep docker で検索してください)