10. マイグレーションガイド¶
本章では、Cloud Functions サーバの以前のバージョンからの 変更点や移行方法について説明します。
10.1. ver 7.0.0 → 7.0.2 での変更点¶
10.1.2. 機能追加¶
- サーバマネジャーのサービス起動設定に Java ヒープサイズ設定の追加
- 起動時にバージョン番号をログに出力する
10.2. ver 6.5.3 → 6.5.4 での変更点¶
10.2.2. 機能追加¶
- サーバマネジャーのサービス起動設定に Java ヒープサイズ設定の追加
- 起動時にバージョン番号をログに出力する
10.4. ver 6.5.1 → 6.5.3 での変更点¶
10.4.1. 機能追加¶
サーバマネージャに以下の機能追加を行いました。
- Fluentd 使用していないときでも、Function ログを記録できるようにした(Server Manager ログに合わせて記録)
10.4.2. 不具合修正¶
サーバマネージャ / Java ロジックサーバに以下の不具合修正を行いました。 サーババージョンは v6.5.3 となります。
- クライアントからカスタムAPI呼び出しを連続して繰り返し実行するとエラーとなる
- 重いファンクションを実行すると、他のファンクション呼び出しがブロックされる
10.5. ver 6.5.0 → 6.5.1 での変更点¶
10.5.1. 不具合修正¶
Java ロジックサーバ / Node ロジックサーバに以下の不具合修正を行いました。 サーババージョンは v6.5.1 となります。
- Content-Type にパラメータ (;charset=utf-8など)が付与されているとエラーになる
10.6. ver 6.0.0 → 6.5.0 での変更点¶
10.6.1. Java ロジックサーバ¶
内蔵する BaaS SDK のバージョンを 6.5.0 に更新しました。 機能的な変更点はありません。
注意
v6以前で作成した Java ユーザコードはそのままでは動作しない場合があります。 この場合、最新版の Java SDK / Cloud Functions SDK を使用して ユーザコードをビルドし直していただく必要があります。
10.7. ver 5.0.x → 6.0.0 での変更点¶
注意
Cloud Functions v6 サーバは、APIサーバ v5 との接続互換性がありません。 全サーバを一斉にアップデートしていただく必要がありますので、ご注意ください。
10.7.3. 名称変更・ファイル名変更¶
「コンテナマネージャ」は「サーバマネージャ」に名称が変更されました。 これにともない、設定ファイル名が以下のように変更されています。
- container-manager-config.properties ⇒ cloudfn-server-manager-config.yaml
- container-manager-logback.properties ⇒ cloudfn-server-manager-logback.properties
また、サーバの実行ファイル名なども変更となっています。 以下のファイルはすべて削除してください。また起動中のサービスがある場合は停止してください。
- /etc/baas/container-manager*
- /opt/cloudfn/bin/container-manager.jar
- /etc/init.d/container-manager (CentOS/RHEL 6 の場合)
- /usr/lib/systemd/system/container-manager.service (CentOS/RHEL 7 の場合)
10.7.4. fluentd 設定ファイル変更¶
上記名称変更に伴い、fluentd の設定ファイル(td-agent.conf)の記述が1箇所変更になります。 具体的には <match nebula.customlogic> という記述を <match nebula.cloudfn> という記述に変更する必要があります。
詳細は Fluentd の設定 を参照してください。
10.7.5. 設定ファイル書式変更¶
サーバマネージャ設定ファイルが Java プロパティファイル形式から YAML 形式に変更となりましたので、 移行が必要です。
詳細は サーバマネージャ設定ファイル を参照してください。