4. NEC BaaS Java API の基本

4.1. 非同期呼び出し

NEC BaaS Java API は、ほぼすべて非同期呼び出しとなります。 API の処理結果は、コールバックで受け取る形になります。

以下に、オブジェクトをクエリする場合の例を示します。

NbObjectBucket bucket = xxx;

bucket.query(new NbQuery(),  new NbCallback<NbObject> {
    @Override
    public void onSuccess(List<NbObject> objects) {
        // 成功時の処理
    }

    @Override
    public void onFailure(int statuCode) {
        // 失敗時の処理
    }
});

API 呼び出し時には、コールバック用のクラスを指定します。 コールバック用のクラスは主に NbCallback, NbResultCallback を使用します。 (どのコールバックを使用するかは API 毎に異なります)

処理が成功した場合は onSuccess が、失敗した場合は onFailure が呼び出されます。 onFailure には HTTP ステータスコードが渡されます。

4.1.1. コールバック呼び出し時のスレッド

Android SDK では、コールバックはすべて UI スレッドで呼びだされます。 このため、Android アプリではコールバック内で UI の更新を行うことが可能です。

Java SDK の場合は、コールバックは呼び出し元とは異なるスレッドから 呼びだされますので、注意してください。