2. SDKセットアップ手順¶
ここでは、モバイルバックエンド基盤 Java/Android SDK (以下 NEC BaaS Java/Android SDK) をアプリケーションに組み込む方法について説明します。
2.1. Androidネイティブアプリケーションの場合¶
Android ネイティブアプリケーションへの NEC BaaS Java/Android SDK の組み込み手順について説明します。
2.1.1. 事前準備¶
Oracle Java SE Development Kit (以下JDK) 8 以上、 および Android Studio / Android SDK をインストールしておく必要があります。
また、Android SDK については、以下のコンポーネントをインストールする必要があります。
- Android SDK Tools
- Android SDK Platform-tools
- Android SDK Build-tools
- Android SDK Platform: 6.0 (API 23) 以上
- Local Maven repository for Support Libraries
- Google Repository
2.1.2. プロジェクトへの組み込み¶
build.gradle を修正します。
本 SDK は Maven Central から取得しますので、repositories に mavenCentral() の記述を追加します。
repositories {
mavenCentral() // この行を追加
jcenter()
google()
}
次に dependencies に以下のように依存関係を追記してください。
dependencies {
implementation 'com.nec.baas:baas-client-android:7.0.0'
// 以下1行はオフライン機能を使用する場合のみ記述してください。
implementation 'net.zetetic:android-database-sqlcipher:3.5.6@aar'
}
注釈
利用するライブラリのバージョンは、プロジェクトの判断で適宜 アップデートしてください。
さらに、android に compileOptions と packagingOptions の記述を追加してください。
android {
...
// 以下の記述を追加
compileOptions {
sourceCompatibility JavaVersion.VERSION_1_8
targetCompatibility JavaVersion.VERSION_1_8
}
packagingOptions {
...
// 以下の記述を追加
exclude 'AndroidManifest.xml'
exclude 'META-INF/LICENSE.txt'
exclude 'META-INF/LICENSE'
exclude 'META-INF/NOTICE'
exclude 'LICENSE.txt'
exclude 'LICENSE'
}
}
2.1.3. Permission の追加¶
AndroidManifest.xml を編集し、uses-permission を追加してください。
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
<uses-permission android:name="android.permission.ACCESS_NETWORK_STATE"/>
2.2. Pure Java アプリケーションの場合¶
Pure Java アプリケーション(Android以外)の場合は、以下の dependency を Maven や Gradle の dependency に記述してください。
- 'com.nec.baas:baas-client-core:7.0.0'
Maven / Gradle を使用していない場合は、上記パッケージに対応する JAR ファイルを個別 にダウンロードしクラスパスに追加してください(推移的依存関係にあるすべての JAR ファイルも必要です)
Gradle を使用する場合の build.gradle に記載する dependency の例を示します。
dependencies {
implementation 'com.nec.baas:baas-client-core:7.0.0'
}
Maven を使用する場合の pom.xml に記載する dependency の例を示します。
<dependency>
<groupId>com.nec.baas</groupId>
<artifactId>baas-client-core</artifactId>
<version>7.0.0</version>
</dependency>
注釈
利用するライブラリのバージョンは、プロジェクトの判断で適宜 アップデートしてください。