10.6. Push送信¶
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POST
/1/
(tenantId)/push/notifications
¶ Push通知を送信する。
Request Headers: - X-Application-Id -- アプリケーションID(必須)
- X-Application-Key -- アプリケーションキー(必須)
- X-Session-Token -- セッショントークン(オプション)
- Content-Type -- "application/json"
Request JSON Object: - query (object) -- クエリ条件
- message (string) -- Pushメッセージ本文
- badge (int) -- バッジカウント (APNsのみ)
- sound (string) -- Application Bundle 内のサウンドファイル名 (APNsのみ)
- content-available (int) -- 1 にセットするとバックグランドPushを有効 (APNsのみ)
- category (string) -- Notificationカテゴリ(APNsのみ)
- uri (string) -- 通知を開いたときに起動するURI (FCMのみ)
- title (string) -- システムバーに表示するタイトル (FCMのみ)
- allowedReceives (array) -- 通知を受信可能なユーザID・グループ名の配列
- sseEventId (string) -- イベントID (SSEのみ)
- sseEventType (string) -- イベントタイプ (SSEのみ)
Status Codes: - 200 OK -- 正常送信
- 400 Bad Request -- パラメータ・リクエストボディ不正
- 401 Unauthorized -- 認証エラー
- 403 Forbidden -- 認可エラー
- 415 Unsupported Media Type -- Content-Type 不正
Response JSON Object: - result (string) -- 実行結果(成功時は"ok")
- installations (int) -- 該当したインスタレーション数
- error (string) -- エラーメッセージ
リクエストボディ
PUSHメッセージは JSON で以下のように指定する。
{ "query": { /* 送信先指定 */ }, "message": "Test message", "badge": 5, "sound": "xxx", "content-available": 1, "category": "xxx", "uri": "xxx", "title": "test", "sseEventId" : "xxx", "sseEventType" : "xxx", "allowedReceivers": [ "g:admin" ] }
以下のプロパティは、OS非依存かつ必須である。
- query : 送信先インスタレーションを指定するためのクエリ (後述)
- message : Pushメッセージ本文
以下のプロパティは、OS非依存かつオプションである。
- allowedReceivers : 通知を受信可能なユーザ・グループの一覧(後述)
以下のプロパティは APNs(iOS) 固有であり、すべてオプションである。
- badge : バッジカウント
- sound : Application Bundle 内のサウンドファイル名
- content-available : 1にセットすると、バックグランド Push を有効にする。
- category : Notification カテゴリ
以下のプロパティは FCM(Android) 固有であり、すべてオプションである。
- title : システムバーに表示するタイトル
- uri : 通知を開いたときに起動する URI
以下のプロパティはSSE固有であり,全てオプションである.
- sseEventId : イベントID
- sseEventType: イベントタイプ
query には、インスタレーションを指定するための MongoDB クエリ式を指定する。 これらのクエリは、インスタレーションオブジェクトに対するクエリとして動作する。 以下に例を示す。
例1) チャネル "chan1" を含むインスタレーションを指定する。
{ "_channels": "chan1" }
例2) インスタレーションID を1つ指定する。
{ "_id": "541bc0a0e4b03de4b0287b2e" }
例3) インスタレーションIDを複数指定する。
{ "_id": { "$in": ["541bc0a0e4b03de4b0287b2e", "541bc0a0e4b03de4b0287b2f"] } }
例4) E-mail アドレスを指定する (インスタレーション登録時に E-mail が指定されている前提)
{ "email": "foo@example.com" }
allowedReceivers を使用して、この通知を受信可能なユーザ・グループを制限することができる。
このオプションを指定した場合、適合する owner (allowedReceivers に含まれるユーザIDの1つに一致する、 もしくは allowedReceivers に指定されたグループのいずれかに所属する)がセットされているインスタレーションに対してのみ Push が配信される。 allowedReceivers に適合しないか、または owner が設定されていないインスタレーションには配信されない。
グループを指定する場合はグループ名の先頭に "g:" を付けて指定する。
例5) allowedReceivers を指定する。(1つのユーザID と グループ "group1" を指定する場合)
{ "allowedReceivers": ["55ed50600c69293704e34f9d", "g:group1" ] }
allowedReceiversのグループには、"g:anonymous", "g:authenticated" は指定できない。
allowedReceivers を指定しなかった場合は、配信の制限は実施されず、query で指定された全インスタレーションに Push 配信される。
レスポンスボディ
リクエストが成功すると、200 OK が返る。レスポンスには以下のように該当したインスタレーション数が返る。
{ "result": "ok", "installations": 17 }
該当するインスタレーションが無い場合は、エラーではなく "installations":0 の結果が返る
エラー時には、"error" にエラーメッセージが返却される。
{ "error": "error messages..." }
注意事項
- デベロッパコンソールでクライアント Push が禁止されている場合、マスターキーを指定しなければならない。 アプリケーションキーを指定した場合は 403 Forbidden エラーとなる。