10.6. Push送信

POST /1/(tenantId)/push/notifications

Push通知を送信する。

Request Headers:
 
  • X-Application-Id -- アプリケーションID(必須)
  • X-Application-Key -- アプリケーションキー(必須)
  • X-Session-Token -- セッショントークン(オプション)
  • Content-Type -- "application/json"
Request JSON Object:
 
  • query (object) -- クエリ条件
  • message (string) -- Pushメッセージ本文
  • badge (int) -- バッジカウント (APNsのみ)
  • sound (string) -- Application Bundle 内のサウンドファイル名 (APNsのみ)
  • content-available (int) -- 1 にセットするとバックグランドPushを有効 (APNsのみ)
  • category (string) -- Notificationカテゴリ(APNsのみ)
  • uri (string) -- 通知を開いたときに起動するURI (FCMのみ)
  • title (string) -- システムバーに表示するタイトル (FCMのみ)
  • allowedReceives (array) -- 通知を受信可能なユーザID・グループ名の配列
  • sseEventId (string) -- イベントID (SSEのみ)
  • sseEventType (string) -- イベントタイプ (SSEのみ)
Status Codes:
Response JSON Object:
 
  • result (string) -- 実行結果(成功時は"ok")
  • installations (int) -- 該当したインスタレーション数
  • error (string) -- エラーメッセージ

リクエストボディ

PUSHメッセージは JSON で以下のように指定する。

{
    "query": { /* 送信先指定 */ },
    "message": "Test message",
    "badge": 5,
    "sound": "xxx",
    "content-available": 1,
    "category": "xxx",
    "uri": "xxx",
    "title": "test",
    "sseEventId" : "xxx",
    "sseEventType" : "xxx",
    "allowedReceivers": [ "g:admin" ]
}

以下のプロパティは、OS非依存かつ必須である。

  • query : 送信先インスタレーションを指定するためのクエリ (後述)
  • message : Pushメッセージ本文

以下のプロパティは、OS非依存かつオプションである。

  • allowedReceivers : 通知を受信可能なユーザ・グループの一覧(後述)

以下のプロパティは APNs(iOS) 固有であり、すべてオプションである。

  • badge : バッジカウント
  • sound : Application Bundle 内のサウンドファイル名
  • content-available : 1にセットすると、バックグランド Push を有効にする。
  • category : Notification カテゴリ

以下のプロパティは FCM(Android) 固有であり、すべてオプションである。

  • title : システムバーに表示するタイトル
  • uri : 通知を開いたときに起動する URI

以下のプロパティはSSE固有であり,全てオプションである.

  • sseEventId : イベントID
  • sseEventType: イベントタイプ

query には、インスタレーションを指定するための MongoDB クエリ式を指定する。 これらのクエリは、インスタレーションオブジェクトに対するクエリとして動作する。 以下に例を示す。

例1) チャネル "chan1" を含むインスタレーションを指定する。

{ "_channels": "chan1" }

例2) インスタレーションID を1つ指定する。

{ "_id": "541bc0a0e4b03de4b0287b2e" }

例3) インスタレーションIDを複数指定する。

{
    "_id": {
        "$in": ["541bc0a0e4b03de4b0287b2e", "541bc0a0e4b03de4b0287b2f"]
    }
}

例4) E-mail アドレスを指定する (インスタレーション登録時に E-mail が指定されている前提)

{ "email": "foo@example.com" }

allowedReceivers を使用して、この通知を受信可能なユーザ・グループを制限することができる。

このオプションを指定した場合、適合する owner (allowedReceivers に含まれるユーザIDの1つに一致する、 もしくは allowedReceivers に指定されたグループのいずれかに所属する)がセットされているインスタレーションに対してのみ Push が配信される。 allowedReceivers に適合しないか、または owner が設定されていないインスタレーションには配信されない。

グループを指定する場合はグループ名の先頭に "g:" を付けて指定する。

例5) allowedReceivers を指定する。(1つのユーザID と グループ "group1" を指定する場合)

{ "allowedReceivers": ["55ed50600c69293704e34f9d", "g:group1" ] }

allowedReceiversのグループには、"g:anonymous", "g:authenticated" は指定できない。

allowedReceivers を指定しなかった場合は、配信の制限は実施されず、query で指定された全インスタレーションに Push 配信される。

レスポンスボディ

リクエストが成功すると、200 OK が返る。レスポンスには以下のように該当したインスタレーション数が返る。

{
    "result": "ok",
    "installations": 17
}

該当するインスタレーションが無い場合は、エラーではなく "installations":0 の結果が返る

エラー時には、"error" にエラーメッセージが返却される。

{
    "error": "error messages..."
}

注意事項

  • デベロッパコンソールでクライアント Push が禁止されている場合、マスターキーを指定しなければならない。 アプリケーションキーを指定した場合は 403 Forbidden エラーとなる。